2009年 06月 19日
夏へ向けて扇風機を売りに行く |
あたらしい扇風機を買う資金になるかと思ったけど、買い取り額は700円。
700円なんて何にもできない。
と、リサイクルショップの横道に駄菓子屋さん。入ってみるとおじいちゃんが座椅子に座ってテレビを見ている。
私が入ってきたのに気づくと「いらっしゃい」と、テレビを消した。
無音
おじいちゃんはじっとこちらを見ている。
無音
何か話すべきかと気まずくなるが、あまりに静か過ぎて最初の一声が出せない。
おじいちゃんの視線に冷や汗をかきつつ駄菓子選びに夢中(のふり)になる。
買ったのは きびだんご、アンズボー、すこんぶ、サイダーって名前の青い水。
私は青い水が好きだ。
小学生のころプール帰りに友達3人で駄菓子屋に行った。みんな喉がカラカラだったのに手持ちは50円。
青い水は35円。仕方なくみんなで分け合って飲むことに。
袋を開けるとなんとあたりの文字!一個もらえる!
よろこんで新しくもらった青い水の袋をあける。またあたり!
こうしてみんな一本ずつ青い水を飲むことができたのだ。その思い出があるから私は青い水が好き。
久々に飲んだサイダーは、なんだか薄くて何の味もしなくてとてもおいしくなかった。
気づけば黄色いクロックスはいて、赤い布バックかけて、青い水を飲んでいる。恥ずかしくて人通りの少ない道を選んで帰ってきた。
おおきな家に大きなつたが張っている。まっかな花が咲き乱れている。水色の空に変電所のでかい鉄塔が伸びていく。
夏が来ているよ。
700円なんて何にもできない。
と、リサイクルショップの横道に駄菓子屋さん。入ってみるとおじいちゃんが座椅子に座ってテレビを見ている。
私が入ってきたのに気づくと「いらっしゃい」と、テレビを消した。
無音
おじいちゃんはじっとこちらを見ている。
無音
何か話すべきかと気まずくなるが、あまりに静か過ぎて最初の一声が出せない。
おじいちゃんの視線に冷や汗をかきつつ駄菓子選びに夢中(のふり)になる。
買ったのは きびだんご、アンズボー、すこんぶ、サイダーって名前の青い水。
私は青い水が好きだ。
小学生のころプール帰りに友達3人で駄菓子屋に行った。みんな喉がカラカラだったのに手持ちは50円。
青い水は35円。仕方なくみんなで分け合って飲むことに。
袋を開けるとなんとあたりの文字!一個もらえる!
よろこんで新しくもらった青い水の袋をあける。またあたり!
こうしてみんな一本ずつ青い水を飲むことができたのだ。その思い出があるから私は青い水が好き。
久々に飲んだサイダーは、なんだか薄くて何の味もしなくてとてもおいしくなかった。
気づけば黄色いクロックスはいて、赤い布バックかけて、青い水を飲んでいる。恥ずかしくて人通りの少ない道を選んで帰ってきた。
おおきな家に大きなつたが張っている。まっかな花が咲き乱れている。水色の空に変電所のでかい鉄塔が伸びていく。
夏が来ているよ。
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by kruko
| 2009-06-19 16:25